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あの星をもう1度… 61
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まふまふside
チュンチュン…
ま「ん〜…」
僕は重い瞼を開ける。
窓から綺麗な青色の光が入る。
青色ということは朝か…。
僕は時計を見ると
5時11分だった。
ま「そらるさん……いない」
ベッドには僕だけ。
ということはリビングかな。
僕はベッドから起き上がり、リビングへ向かうと、
そらるさんはソファで眠っていた。
僕は風邪を引いてしまうと思い、
毛布を持ってきて、そっとかける。
そらるさんの寝顔は…なんて言うか…
天使?(語彙力)
僕はそっとしゃがみ、そらるさんと目線を同じ高さにする。
そらるさんのまつ毛は長くて
さらっとした髪と、雪のように白い肌。
そしてあかく柔らかそうな唇。
僕はドキドキという胸の音を抑え
そっと顔を近づける。
そして小さな可愛いキスをする。
ま「ちゅ……」
そらるさんは起きない。
僕はそっと安心して、立ち上がる。
すると何かに引っ張られる。
そして僕はソファに座る。
僕はドキドキと音を鳴らしながら、
ゆっくりと右を向くと
ニッコリとしたそらるさん。
怖いほどニッコリとしている。
そ「キスありがと」
僕は一気に顔を赤くする。
するとそらるさんは笑った。
そ「もう起きても大丈夫なの?」
ま「はい!そらるさんこそあんまり寝てないんじゃ…」
絶対2時間くらいしか寝ていないと思う。
でもそらるさんはふふっと笑って
そ「俺は大丈夫。まふ、今日どうする?」
今日は特に用事は無いし、
お葬式は明日。
ま「何でも良いですよ」
そ「じゃぁ…デートしよっか」
ま「え?」
そらるさんが僕の肩に顎を起き、ニコッとしている。
さらっと言える所がカッコイイ。
そ「デート。勉強よりいいでしょ?」
ま「でっ…でも…」
正直、そらるさんとデート出来るなんて
すっごい嬉しい。
でも忘れてはいけない。
そらるさんは受験生だし、今日だって全然寝れてなくて、無理していそう。
そ「じゃぁ…1日中………イジラレタイ?」
そらるさんが耳元で呟く。
僕はビクンと反応する。
ま「デートで……いいです…/////」
そ「うん、じゃぁ、9時になったら行こ」
そらるさんは立ち上がって、毛布を片付けに行った。
もうそらるさんは本当にズルイ。
そして僕も立ち上がるとある物が目に付く。
ノートパソコンだ。
ま「あの…そらるさん」
僕は部屋から戻ってきたそらるさんに聞く。
するとそらるさんは「あぁ」といい、
パソコンを僕の方へ向ける。
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