アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
あの星をもう1度… そらまふ編
-
まふまふside
そ「ほら、おいで」
僕はそらるさんの手を取り歩き出す。
今からそらるさんの家に向かうんだ。
今から正式に2人で暮らすって訳ではないけれど、
おばあちゃんに相談して
2人で暮らせる様にしたい。
そらるさんは一応お父様の会社を継ぐ事を決めたそうだ。
そしてお父様は本社をアメリカから日本へ移す事を考えているらしい。
そ「学校はどう?」
ま「楽しいですよ!天月君や坂田先輩と毎日楽しい…です…」
違う…。
何か欠けていた。
何か足りなかった。
僕には1番大切なものが。
そ「まふ?どうしたの?」
そらるさんが僕の顔をのぞき込む。
ま「…うそ……嘘です」
そ「え?」
ま「嘘です…そらるさんが居なくて……何か寂しくて…何故か僕の心にポッカリ穴が空いてるみたいで……」
するとそらるさんがふわっとと僕を包んでくれる。
そ「俺も…俺もまふが居なくて寂しかった……」
そうだ。
そらるさんも辛いんだ。
だから…今は笑おう。
今は思いっきりの笑顔で迎えよう。
僕達はそらるさんの家へ着く。
相変わらず大きな家。
たまにluz先輩がこの家にきて、掃除してくれているそうだ。
ま「久しぶりですね」
そ「あぁ」
この大きな窓も、この匂いも。
全てが思い出深い大切なもの。
そ「なぁまふ」
振り返るとそらるさんがチャリっと音を立てて僕の手に冷たいものを渡す。
僕が手の平を開くと…
ま「鍵……」
そ「これからはいつでも来ていいよ」
またこうやって僕を泣かしてくる。
嬉しいに決まってんじゃん。
だってこれで僕の宝物が増えていくんだから。
そ「まふ…泣きすぎw」
そらるさんが僕の目から溢れ出す涙をチュッとキスする。
僕はこの時、無意識に言ってしまった。
ま「そらるさん……抱いて…」
僕も自分で何を言っているのか分からない。
でも今はそらるさんでいっぱいにしたいから…。
そらるさんは少し驚いていた。
そ「後悔…しない?」
僕はコクンと頷く。
そ「分かった…止められないかも」
ま「そらるさんなら…いいですよ」
そ「…もうムリ」
そらるさんは僕を押し倒し
深いキスを交わす
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
166 / 175