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大混沌パーリー #17
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そらるside
食事会は終わり。
俺にとってはここからがメイン。
アンさんの手を握り、
一通りの少ない通りに出る
そして、塀に、アンさんを追い詰めていわゆる壁ドンをする。
「そ、らる君…、?」
アンさんの顔が真っ赤だ。
…、アンさんお酒飲んでないよね?
「…アンさん、いきなりこんなことしてすみません。でも、どうしても伝えたいことがあるんです。」
アンさんはきょとんとして、上目使いで見つめてくる。
…恐らく無意識。
「俺は、アンさんが好きです。いつも頭に笑顔の貴女が浮かんで愛しくてしょうがないんです。…、もし、アンさんが良いのなら付き合ってください…、」
アンさんは、ぽかーんとしている。
…、ダメか…、
「…、も、…き…、」
アンさんが何かを呟くが、何をいってるのか聞き取れなかった。
「…、アンさん…、?…何ですか…?」
「二度も言わせないでよ…、!僕も好きなの!」
アンさんは真っ赤な顔でそう叫び、俺に抱き付いてくる。
濃くなるアンさんの香りと体温、鼓動。
アンさんの鼓動はとても早くて強かった。
「…、アンさん、それは、付き合っても良いんですか…、?」
アンさんを抱き締め返す。
「…、」
無言で頷くアンさん。
「…良かった…、フラれたら、俺…、立ち直れなかったですよ…、好きです、アンさん…、」
「…僕だって、…何とも思われてないと思ったから…、僕も、そらる君の事好きだよ…、」
この日から、俺の日々は鮮やかさを増していった。
大混沌パーリー END
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