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白雪と呼ばれている俺の好きな人 6
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あれから琥珀はずっとウキウキなまま学校を過ごし、白雪と呼ばれてもガン無視をして、いつもよりは平和なまま?……放課後となり、俺の家へと二人で向かった。
「おっじゃましまーす!」
「はーい」
まだ電気のつけていない部屋は、少し薄暗く、寂しい印象があった。
チラリと時計を見ると夕方の四時過ぎという事がわかった。
予約してゲームカセットが届く時間は、五時半頃…。
あともう一時間半弱で届く予定だ。
「なあなあ、俺、風呂はいってきてもいいか?」
琥珀は、ソファの側に鞄を置くと俺の元に近寄り聞いてくる。
「うん、着替えはいつもの箱の中に入ってるから」
俺は部屋の電気を付けながら、琥珀の着替えがある事を伝えた。
「おう!ありがとうな」
「いえいえ」
ルンルンしながら、風呂場へ向かう琥珀を見届け終わると、俺は夕飯を作り始めることにした。
夕飯作りをしている途中で、インターホンが鳴る。俺は、一旦手を洗ってから玄関へ向かい、手続きを終わらせてゲームカセットを受け取るとリビングへ戻った。
「よっし…届いた」
俺は小さく呟きを漏らす。
よかった、ゲームカセットが予定通り届いた。
でも、琥珀も風呂から出てきてないし、まずは夕飯作りからだな。
俺はゲームをテーブルの上に起き、キッチンへ行くと夕飯作りを再開した。
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