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眼鏡なあいつの性癖.2
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翌日学校。
何事もなかったように話しかけてくる支倉を全部無視して、放課後を迎える。
「岡本、帰ろう」
「......陽ちゃん、二人きりで帰ろう」
SHRが終わるなり俺の席まで迎えにきた支倉を無視して、支倉の隣にいる陽ちゃんに話しかける。
「は?いや、俺、玲と帰るし......ってか、お前ら今日どうしたんだよ?」
「......」
不思議な顔をする陽ちゃんから視線を外して横を向くと、陽ちゃんはため息をついて支倉に話しかける。
「何があったんだ?」
「あー......いや、なんでもない。日比谷、悪いが一緒に帰ってやってくれ」
そう言って、支倉は一人で帰っていった。少し心苦しかったけど、今は支倉と普通に接する自信はなかった。
「たっく、しょうがねえなぁ」
暗い顔の俺に呆れた様子の陽ちゃんは携帯を操作する。すぐにきた返信を見た陽ちゃんは、顔を引きつらせた。
「......いつもの二倍とか、俺、明日立てないかも」
「相変わらずラブラブだなー」
陽ちゃんから漏れた呟きに、俺はついそう口にしてしまった。そしたら陽ちゃんは真っ赤な顔で否定する。
「はぁ!?そ、そんなことねえしっ!ってか、お前ほんとどうしたんだよ?なんか今日変だぞ?」
「それがさー、聞いてよ陽ちゃん......」
俺は、親友で男同士についての先輩に相談をすることにした。
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