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「はあ!?じゃあ、俺たちは兄弟じゃないってことか!?」
「はい......すみません」
しばらく良い雰囲気に浸った後に聞かされたのは、今まで鈴原が隠していたという事実。
とんだ勘違いで告白をした俺は、恥ずかしい気持ちでいっぱいだ。
「まじふざけんな!何で隠してんだよ!!」
「す、すみません。陽先輩に嫌われるのが怖くて......」
「たっく.......」
俺も似たような理由でうじうじしてたから、これ以上鈴原を責めることが出来ない。
まあ、実の兄弟でなくて良かった。さすがに血の繋がったやつと、恋人関係だというのは気がひける。
まだ許せたわけじゃないけど、親父がクソ人間じゃなかったってのも分かったし、良いことにしよう。
いや......良いのか?
こいつの父親と俺の親父が恋人ってことだよな?
親子揃ってとか、恥ずかしすぎんだろ。
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