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ウソつき
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「ウソつき」
違う
「ウソつき」
違う
僕じゃないなんで信じてくれないの…
僕じゃない
「はっ…はぁ……はぁ……はぁ……」
久しぶりだな…こんな夢見るの
ウソつきか嘘なんてひとつもついてないのに
あっ学校行かないと…嫌だな…またくだらない弱い者いじめだ……
でも行かないと
「にゃーにゃー」
「ふふっ君だけだね。僕を慰めてくれるのは……」
僕は白猫のハクを撫でて学校に向かった。
「おい。あいつ来たぞw」
「あの嘘つき伊梨亜が」
「あいつなんて来なくていいのに」
「さっさとやめちまえよ」
ああまただ…またそんなみんなの声が聞こえる…
もう慣れてしまった…最初だったら落ち込んで立ち直れなかったのに……今じゃ何言われてもどうも思わない…
「ハァ またか……うわ靴持って帰っといてよかった…」
「なんだよ…仕掛けたやつのことも考えろよ!」
「そうだそうだ!」
「嘘つきなんてここにいなくていいんだw」
こんなのに付き合っていたら限りがない…だから僕は無視をする……
こんな日々なんて早く終わってしまえばいいのに……
なんでこんな目に会わなきゃいけないの…
誰か助けて……
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