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シュウィーンッ。ボッ。
「ぁぁっ」
ゆっくりと下りてきた吸い口は括れの部分を引っ掻くようにして通りすぎていった。
ビュオーンッ。
ビュオビュオーンッ
晩里は俺の反応を知ってか知らずか、そこばっかり何度も何度も責めてきた。
気持ちいいっ!!
目を閉じていても何故か晩里の顔が追い掛けてくる。
頭を振って追い払おうとしても何処までもしぶとくついて来ようとする。
『こうされるのがお好きなんでしょう』
脳裏に浮かぶ晩里は意地悪そうな笑みを浮かべている。
晩里の前でこんな醜態をさらけ出しているという羞恥心が快感に火を点けて激しく燃え上がらせた。
シュボッ。
シュウィーンッ。
「ぁぁっ」
他人の部屋だからっていう遠慮のような感情も後押しして長く堪えたつもりだったけどやっぱり我慢しきるのは無理だった。
「晩里っ! とめ、止めて」
達してしまったところで手を緩める晩里ではなく、掃除機のスイッチは切ってくれたものの、ノズルの先で苛められた。
「こんな所も汚して……綺麗にしないといけませんね」
トランクスに出来た染みを晩里がノズルの先で突いて指摘してくる。
「ば、晩里のせいじゃんか!! 晩里が俺にあんなことするからっ」
「私が何かしましたか?」
ほらまた~っ!
コンコンッ。
惚ける晩里に文句を言おうとしたその時、掃除機の音から解放された部屋にノックの音が響いた。
帰ってきたっ!
裸のこの状況をどう説明したらいいのかとか、身体中につけられた紅い跡はどうしたらいいのかとか問題だらけだ。
心拍数がグイグイ上がる俺とは対照的に晩里は平然とした態度を崩さない。
「彼にも見せてあげましょう」
ドアの方を振り返って「どうぞーっ」と返事をすると晩里は間髪入れずに掃除機のスイッチを入れた。
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