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ナイショの話
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ローザはグレンが持ってきてくれた部屋着に着替えると僕のベットに潜り込んできた。
ベットは一人用なんだけど、ローザが小さいのと僕もあまり体が大きい方ではないので不便はない。
「久しぶりね。兄さんとこうやって眠るの。」
「…うん。」
久しぶりで、あったかい。
「それで、さっきはどうしたの?あんなに暗い顔して。
もしかして…グレンさんに酷い事されてるとか!?」
「そ、それはちがうよっ!」
つい大きな声が出る。
でも、だってグレンが酷い事なんてする筈がないから。
「グレンさんは優しい、よ…」
「…びっくりしたぁ。兄さんってそんな声出たんだ。」
ローザは目を丸くしている。
でも僕だってびっくりしてる。
自分にこんな声出たんだ、って。
「まぁでも、グレンさんが酷い事する様な人だとは私も思ってないよ。」
よかった…グレンの事、勘違いされなくて。
「でも、だったらさっきはどうしたの?」
「え…それは、その…」
ローザにだったら、相談してもいいかな…?
「あのね、実は………」
僕はさっき感じたモヤモヤについてローザに話してみた。
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