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本の森
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「おはよう、ございます…」
僕はパジャマ姿のままグレンのいるリビングに行く。
「あぁ、おはよう。」
グレンは既にきちっとした服に着替えていて紅茶を飲んでいた。
いつも通りにグレンが挨拶をしてくれてほっとする。
昨日あんな事をしてしまったから、昨日はあまり眠れなかったのだ。
「エディ、今日は少し出かけようか。」
「…お出かけ、ですか?」
「あぁ、今日は仕事は休みなんだ。」
急にどうしたのだろう。
必要な物はハンナが買ってきてくれるし、洋服は昨日買ったから買い物ではないのかな?
「何処に行くんですか…?」
と僕が聞くと、
「本の森だ。きっと君は気に入るよ。」
って、それだけしか教えてくれなかった。
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