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ヒミツの友だち 6
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それからグレンと食事をしたが、匂いについて触れられることは無く僕は急いで部屋に戻った。
「ごめんね、遅くなっちゃって。」
僕を出迎えてくれたワンコの頭を撫で、キッチンから持って来た食材を取り出す。
ワンコの食べれる物は図書館で調べたからこれで大丈夫な筈。
そっとワンコの口元に持っていくとムシャムシャと美味しそうに食べている。
そんなワンコを見て頬が緩む。
「そうだ…名前がいるよね。えっと…」
どうしよう。
名前なんて考えた事ないから分からない。
小さくてモフモフで茶色いワンコ。
「う~ん…ポン太?」
「ワンッ!」
何となく雰囲気でつぶやくと嬉しそうにポン太は吠える。
「ポン太…喜んでる?」
僕はポン太を抱きしめていっぱい可愛がった。
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