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お散歩 5
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散歩中に僕がエディ君と出会ったのは必然で、エディ君の事は知っていたけど知らない人の振りをした。
なぜなら僕は彼が嫌いだったから。
彼は僕の憧れの人を惑わせる。
そんな彼がどんな人間なのか見極めようと思った。
僕の上司、グレン・ローレンスは完璧な人間だ。
いつでも冷静で的確な指示を出す。
僕はそんな彼の下で働けることを誇りに思っていた。
ある日、部下のベアードが厄介な事件を持ち帰ってきた。
それがエディの事件だ。
普段なら冷静な判断をする警部が何故かその事件に入れ込み、適切でない行動で自分のクビをしめた。
気に入らない。
勿論僕が警部のミスを上手くカバーしたけど、僕はその行為がどうしても気に入らなかった。
その後警部はベアードにそそのかされて事件の被害者の子供を引き取る事になる。
僕はそれも気に入らなかった。
警部があんな行動を取ったのはきっとエディという少年が警部を惑わしたからだ。
これ以上、エディが警部を惑わさないように見張っていた。
そのつもりだったのに…
なのにいつの間にか僕も彼にほだされてしまった。
僕を信じて近寄ってくれる彼をいつの間にか友のように感じるようになっていた。
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