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会えない日々 7
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今日はグレンのベッドで一緒に眠る。
よほど疲れていたのかベッドに入りすぐに眠りに付いてしまったグレンの腕の中で僕はずっと眠れないでいる。
大好きな人が久しぶりに横にいては緊張して眠れない。
ドキドキの音がグレンに届いていたらどうしようとか、眠れなくてもゴソゴソしてグレンを起こさないようにって考えてたら余計眠れなくなる。
「エディ……」
「はいっ!…って、あれ?」
グレンに名前を呼ばれ、起こしてしまったのかと思ったがグレンに起きた様子はない。
「もしかして…寝言?」
グレンは今どんな夢を見ているのだろう。
僕を呼んだって事は僕の夢?
グレンは目を閉じたまま口元を緩ませる。
いい夢だったらいいな。
この時僕がグレンの頬に口付けた事は誰にも教えない。
僕だけの秘密だ。
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