アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お出かけ 3
-
グレンに言われて僕には似合わないような綺麗な服を見て回る。
「何かお探しですか?」
ビクッ
突然後ろから声をかけられてびっくりした。
振り向けば男の店員さんがニコニコと笑い僕を見ている。
「あ…あの……」
怖い…
グレン以外の男の人はやっぱりまだ怖い。
ぎゅっと僕は目を閉じる。
体がカタカタと震える。
グレンさん、助けて…
そう祈ったその時、
「エディ!!」
僕の名前を呼ぶ大好きな声と共に僕は手を引かれた。
「すみません、この子は人見知りなんです。用があれば呼ぶので大丈夫です。」
グレンがそういえば、
「ごゆっくり」
と店員さんは僕から離れてくれた。
「グレン、さん……」
ぎゅっとグレンの腕を抱き、顔を埋める。
グレンは何も言わずに僕が落ち着くまで優しく髪を撫でてくれた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
25 / 151