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お手伝い
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「あらあら坊ちゃん、こんな所で何をなさってらっしゃるんで?」
グレンが仕事に出た後、僕は何をすればいいのか分からなくて屋敷の掃除を始めた所、家政婦のハンナが僕の所にやってきた。
「あの…お掃除、です……」
そう答えれば、ハンナは目を見開いた。
「まぁまぁ、坊ちゃんはそんな事なさらなくてもいいんですよ。これは私の仕事ですからね。」
「でも……」
他に何をしたらいいのか分からない。
それに、掃除をすればいつも優しくしてくれるグレンの役に少しでも立てると思った。
掃除は僕の数少ない特技だ。
綺麗好きだったママの機嫌を損ねないようにいつも掃除をしていた。
「僕…グレンさんの役に、立ちたい…です……」
そういえば、ハンナは目を細めて微笑む。
「それでしたら坊ちゃん、掃除よりももっと喜ばせる方法がありますよ。」
「………?」
もっとグレンを喜ばせるられる?
何のことか分からなくて首を傾げた。
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