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台所のカチャカチャという音で目が覚める。
目を開けると、
優しい姿の会長が水を持って微笑む姿が見えた。
「……ぅ、ぁ…かいちょう、おはようございますっ」
「…おはよう。」
ん、と水の入ったコップを僕に差し出す。
水を飲もうと起き上がろうとすると
激痛が走った。
「……ッああ!??」
「………痛いよな、ごめん。」
あまりの痛みで言葉が出ない。
まぁ、昨日あれだけ激しくシたのだから納得がいく。
「……大丈夫?じゃ、ないよな。」
「……僕が望んでしたことなので!
会長は気にしないでください!」
「……翔は優しいし、かわいいし
たまらんなぁ。」
「……ちょ、葵さん…っ、」
昨日、"2回"シたとき散々その名前を呼んだので
とっさに出てきた。
「…葵さん……かぁ、いいねその響き。」
「……もう、やっぱり馬鹿にしてますね!??//」
「普段もそう呼んでよ…ね?」
「……ぅ、もう知りません!」
こういうたわいもない会話が何より幸せだ。
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