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-体育祭-
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俺は、リレーと障害物競走に出ることになった。
九龍は-…借り物競争か。
「頑張ろうな!九龍!」
「…暑苦しいよ、柊…」
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「っしゃー!頑張るぜ!気合い入ってきたー!!」
体育祭当日。天気にも恵まれ絶好の体育祭日和だ。
『障害物競走に出場する選手はグランドの横に集合してください』
招集がかかった。
「九龍いってくるな!ちゃんと見ててくれよ!!」
「ん,……頑張って」
「!!!!!頑張る!!!!!」
九龍に応援されたら、本気出すぜまじ。
-side九龍-
体育祭なんて興味無いけど。
…柊が楽しそうにしてるのを見てるのは悪くない。
応援したら凄く嬉しそうな顔するし。
本当に犬みたい。
「…」
可愛いな、柊。
そんな事を考えながら席へつこうとすると。
「ッいた…」
誰かとぶつかってしまった。
「…すみませ…んって…あ…」
「くっ、九龍…!?!?…さん」
…日下部先輩だ。
…さんて…
「し、失礼しましたっ」
取り巻きと共に勢い良く頭を下げて去っていく。
1ヶ月前のあの態度は何処に行ったんだ。
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