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白雪姫
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正直、僕の家はお金持ちじゃない。
何故守られてるのかたまに不思議になる。
でも、優しい5人といるとその不思議な気持ちは無くなっていく。
「何か考え事、ユキヤくん?」
「あ、和馬くん……」
察しのいい……。和馬くんは優しいもんね。
「えっと、あー……うん、何でもないよ」
何故守ってくれるのか。今まで何回も聞いた。
でも、返ってくる言葉は
「何となく。」
とか
「守りたいから?」
など曖昧すぎる言葉。
「よけーに、気になるよ!!」
まあ、確かにね。そう言われると余計に気になるのは分かる。
「ユキヤくん、教えて。」
和馬くんにじーっと見つめられる。
「……あの、なんで、守ってくれるの…?」
和馬くんの顔が少しひきつる。
「いっつも、守ってくれるの、ありがたいんだけど、ね、なんでか知りたく、て……。」
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