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てのひら 3 kyrt
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「_…はい!レトさんもう目開けていいよー。ゆっくりね」
キヨくんに言われた通りゆっくり目を開ける。
ゆっくり目開けないと視界が悪くなるから。
目が悪いってホントそんやなぁ…
嫌なことばっか考えながら左手の甲を見る
「…本当に頭おかしくなったか」
「えー!?それは酷くねぇ?!w」
左手の甲には
『レトさん愛してる!レトルトは俺(キヨ)のモノ』
というアホ丸出しの短文が書いてあった。
いくら目が悪くても読める。
こいつは文字までうるさいからな…
「あーも…マジでキモイでキモくん。」
「ひでぇっ!w…でもレトさんさぁ?」
キヨくんがニヤニヤしながら語りかける。
「…なにキヨくん。あ!!これ油性だろ!!もー落ちへん…」
そんな俺の嫌味の言葉も無視し、小さな鏡を出して言った。
「見てみ?顔、耳まで真っ赤だよ?」
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