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てのひら 4 kyrt
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キヨくんのその一言に、自分自身相当驚いたのか
反射的に鏡を見る。
本当にこういう時は分かりやすいと自分でも思う。
「ほ…ん、とや…。み、見んといてぇ!!」
俺の顔はたしかに赤かった。
そんなカッコ悪い顔をキヨくんに見られてたと思うと、
余計に恥ずかしくなってしまい、顔がもっと赤く、熱くなる。
これ以上キヨくんに見られたくないと思い、元々体育座りをしていた脚の膝に顔を埋める。
キヨくんに馬鹿にされるのが嫌だから。
別の友人とかなら笑って流せちゃうけど、キヨくんに馬鹿にされたらなんでか心がズキズキしちゃって、冗談でも間に受けちゃうようになっちゃったから。
怖いの。
「…トさん。レトさん、レトさんのこと馬鹿になんてしないから。だからほら、泣かないで??」
え、いつの間に泣いてたのか…。
…いや待て、なんでキヨくんが俺がキヨくんに馬鹿にされるのが嫌って知ってるの…?
もしかして…
「…声に…、出てた系…?」
「出てた系。」
やっぱりぃぃぃぃぃぃぃい!!!!!!!!!
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