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劇場愛歌 32
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fj side
今日もまた、なんやかんやで
レトルト先輩の高校にお邪魔する。
「なんかもぉ、慣れちゃったねぇ」
余裕そうに振る舞うヒラ。
最初の頃のお前はどこへ行ったんだ。
「あのな2人とも、これなんだと思う?」
キヨが振り返り、
何かの鍵をくるくる回しながら俺達に問う。
「なにって…どっかの部屋の鍵でしょ。」
「やっぱそうだよなぁ、鍵だろ。」
ヒラと俺は鍵だと答える。
キヨはニヤニヤ笑いながら俺の顔を見、
「屋上の鍵だよ。忍び込んで盗ったんだぜ、」
感謝しろよな~
キヨは屋上へと向かって行った。
正直、俺にはその意味が全くわからない。
な、何で?
誰かいるの、特別ゲスト…??
「…あーなるほどぉ、うんうん。感謝ぁ。」
ヒラは頷くと前のキヨにお礼をし、
キヨと同じペースで歩き続けた。
「ま、まってよ!」
俺はなんとか追いつきたいから
駆け足で二人のもとへ駆け寄り、
屋上へと向かった。
「ここの学校の階段…、結構荒いのよ…………。」
ぜえぜえと荒呼吸をしながら息を整える。
やっと屋上の踊り場へと到着した。
心配したのか、ヒラが俺の背中を撫でてくれる。
「…ここに来て下向いてるのはほんと馬鹿だよぉ」
「な、なにぃぃ?!」
その言葉に反抗するかのように俺は前を向く。
俺の視界に移ったのは
うっしーと、愛しのレトルト先輩だった。
(*´_ゝ`)ノ----------------------------------
ここまで来たのならもうそろ終わると
思っていただいて構いません( ・´ヮ・` )
今週中には終わらせたいですね(願望)
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