アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
劇場愛歌 完
-
「レトさん?!」
「先輩…ッ!!」
「彼奴は何処行ったんだ…?!」
3人が駆け寄ってくる。
もう1人の俺の話を聞かれるけど
俺は微笑みながら
「…帰ろっか!」
みんなに言う。
みんな不思議そうな顔をしていたけど
その後すぐ笑ってくれた。
キ「…ね、レトさん!寿司奢ってよ!!!」
レ「あー?!……しゃーないなぁ!特別やで?」
牛「え、嘘まじ?!やりぃ!」
フ「ありがとうレトルト先輩!!」
ヒ「ありがとうございます!」
レ「まぁ、救ってくれたお礼やな!」
キ「感謝しろよー?!」
レ「お前…なんもしてへん。」
皆「www」
なんだ。
俺はまだ幸せなんや。
今の幸せな生活じゃなくなっても
また何処かで"幸せ"を
見つけ出せばいいだけなんや。
「?レトさん行くよー!!!」
俺は心臓に手を当てる。
あぁ、生きてる。
俺は今、ちゃんと生きてるんや。
「ありがとう。」
俺の中の"誰か"に語りかけ、
皆の方へと向かう。
「どういたしまして。」
心の中で、そんなが響いていた。
____まだ、俺の【劇場愛歌】は終わらない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
89 / 147