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四つ目のお題【もう少し、前へ】part3
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「い、いえ!!とってと光栄なのですが恐れ多くって………」
と僕は馬鹿正直に答えてしまった。
うわぁぁぁぁぁぁぁどうしよ!!怒らせたよね?殺される!?
そう、頭の中でパニックになっていると……
「そんなにかしこまるな……とにかく、こっちへこい…」
微かに笑いながら王様は手招きをした……
「は、はい…………」
王様の笑う顔は始めてみたから………とってもかっこよくって自分でも顔が熱くなるのがわかった………
「あ、あの……ってわぁ!!」
近づいた瞬間腕を引かれベッドに押し倒された……
よく見ると王様はふだんとは着ているものが違っていて……寝間着になっていた……
そのまま見蕩れていると………
チュッ………
唇になにか柔らかいものが……しかも、王様の顔が近い………?
!!!!!!
キス!?
息が苦しくなってきて口を少し開くと…… 中に舌が入ってきた。
「ふぁ……んぅ……んん………」
王様の背中を叩きながら必死に抵抗した……
でも、王様の方が力は強くて……
「んぅぅ……は……ぁん……や、ゃら……ん……」
だんだんと体の力が抜けていって………
気がつくと僕は王様にしがみついていた……
しばらくキスされたあとやっと離された……
でも、僕の体には力が入らなくって………
くたっ……となっていると………
「やっぱり、お前はかわいいな………」
と耳元で王様に囁かれた………
その声に体がビクッ!となった……
「な、なんれ………はなひてよ………」
訳がわからず僕の目から涙がこぼれてきた……
「ふぅ……うっ……ふぇ…ん……ヒック……」
泣き出した僕に王様は驚いて……
「あぁ……悪かった……泣くなよ……」
とぎゅっと抱きしめながら背中をポンポンと叩いて泣きやませてくれた……
やっと落ち着いてきて………
「泣きやんだか?」
「はぃ…………」
なんでキスしてきてのか聞いたら……
「お前を呼んだのは俺の妃にするためだ………お前に惚れたから一生そばにいて欲しいと思ったから……」
と王様は若干顔を赤くしながらそう言った……
「えっ?でも、僕男ですよ?」
「嫌か?」
と言われ……さっきのキスは気持ちよかったし………嫌じゃなかったから首を横に振りながら……
「いや…じゃなかったです……でも、僕は男だからあなたの子供が産めません……そうしたらお世継ぎができません……」
と言った………でも、王様は……
「世継ぎはできなくてもいい…まだ、弟が三人いるからな……そいつらに任せればいいさ……」
と言って僕を抱きしめてきた………
「ユキハ……俺と結婚してくれるか?」
と囁かれ……僕は首を縦に振った………
王様はまた僕をベッドに押し倒した………
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