アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
32
-
「ただいまー!」
玄関の開く音と足音。
「あら。どうしたの?
ソファの端と端に座っちゃって。
喧嘩でもしちゃった?」
「い、いえ!そんなことないです!!」
「そ、そ、そーだよ。
むしろ、今友達になろうって話に
なったところだったし!」
「ふーん?(にやにや)」
「あ、あの!僕そろそろ帰ります!」
「え?もう帰っちゃうの?
理央くんの分も晩ご飯の材料を
買い足してきたのにー!」
「え。。。」
「いーじゃん。食ってけよ!!
母さんの料理そんなに美味くないけど。笑」
「ちょっと?それは聞き捨てならないわ。」
僕をよそにやりとりをしだした親子。
どうしたものか。
なんだか気恥ずかしいし
できればこのまま帰りたい。
「じゃあとりあえず
2人ともお部屋で待ってなさいな。
できたら声かけるから!」
「おぉ。わかったー。」
「ん?」
いつの間にか僕もご馳走になることが
決定していて高槻優に手を引かれる。
まじかよ。
僕の答え聞いてないじゃん??
もぉー…まぁ…いっかぁ。
「俺の部屋二階だから!行こうぜ??」
「うん。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
31 / 91