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(Side:雅)
今日は仕事が休みで暇を持て余し、おまけに父さんは長期出張でいなくて、龍弥のいる家にいられずに夜な夜な出歩いていた。
発展場として有名な公園をぶらついてみると、すぐに何人かの男に声をかけられた。でもどれもこれも好みじゃなくて、場所を変えようかと思っていた時に見慣れた制服を見つけて立ち止まった。
龍弥の通う高校の生徒だった。ふわふわした長めの髪の毛に華奢な身体。シャツのボタンを大きく開けて高校生らしからぬ色気を放ちつつ、顔立ちは綺麗系だけど少し幼くて可愛い感じもする。
なんとなく興味が生まれて声をかけたらあっさり捕まって、あっという間にホテルにいた。
「ん......は、ぁん」
ベッドの上で手を繋ぎながら舌を絡めて濃厚なキスをする。俺についてくるあたり、高校生のわりにだいぶ遊びなれているように見えた。
俺にしては珍しい子を捕まえたものだ。年下とも経験はあるけど17歳は初めてだったし、何よりこの子は俺と同じ匂いがする。
「ねぇマリちゃん......一つ重要なことがあるんだけどさ」
「へ......?」
「マリちゃんって、ネコだよね?」
「う、うん」
「俺もバリネコなんだよね」
「......」
シャツの上から乳首を探り当てると、ん、と可愛い声を漏らした。そうしたら仕返しとばかりに俺の胸をまさぐってきて、乳首を見つけて親指で押し潰された。
「ぁん......」
「でも僕......雅さんなら抱ける気がする」
「あはっ、奇遇だね」
ちゅっ、と唇にキスをして、おでことおでこをくっつけて笑う。
「俺も、マリちゃんなら抱けそう......ねぇ、お互いこの機会に童貞卒業しちゃおっか。一緒に楽しもうよ」
入れたいという欲求よりは、マリの乱れる姿を見てみたいと思ったら、そんなことを口走っていた。
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