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「バスタブの縁に手をついて、お尻をこっちに向けて」
「えぇ、やだ、恥ずかしいよぅ」
「今さらでしょ?ほら、いい子だからお尻見せて?後でお腹痛くなっちゃうよ」
雅さんの言う通りに手をついてお尻を突き出す。すると雅さんの指が入ってきて、思わずきゅんと締めつけてしまう。
「こーら。なに?もう一回したいの?」
したい気もしたけど、とりあえず下腹部に力を入れて入り口を緩めた。
「あは......俺のザーメンが出てきた......やぁらし」
雅さんは終始楽しげに僕のナカを掃除してくれて、それから二人でボディーソープを泡立てて洗いっこした。お互いくすぐり合いながら、たまにわざと乳首やアソコを触りあった。
「だめだよ、ちゃんと洗えないっ」
「雅さんだってさっき乳首触った!」
「だけど、チンコはそんな触ってないっ」
「雅さん、俺のナカにナマで入れたんだから綺麗にしなきゃでしょ?」
「だからって......ぁ、やぁんっ」
くすぐりあって、弄りあって、それからようやくバスタブに浸かった頃には、僅かに残っていた泡もすべて消えてしまっていた。
「泡、全部消えちゃったね」
「ごめんね、マリちゃんの身体に夢中になっちゃってた」
大きなバスタブでは、小柄な僕と雅さんだと余裕で並んで浸かることができた。手を恋人繋ぎしていちゃいちゃしながら喋る。ほんとの恋人みたいでドキドキする。
「いいよ、また今度来た時は、ちゃんと泡風呂しようね!」
「今度......?」
「え?」
急に雅さんの声が低くなって顔を見たら、笑顔が消えてて不安になった。
「う、うん。また今度もこのホテル来ようよ!」
「うん、別の相手とね?」
雅さんは笑ってくれたけど、それはさっきまでの優しい顔じゃなくて、妖艶だけどとても冷たい笑みで僕の不安はどんどん広がる。
「やだ、雅さんとまた来る」
「......マリちゃん、逆上せそう。そろそろ上がろ」
雅さんは相変わらず優しく僕の手を引いてくれて、浴室から出ると身体を吹いてくれた。今はまた優しく笑ってもくれるし、手も繋いでくれる。キスもしてくれるのに、何故だか急によそよそしくなって、僕は今にも泣いちゃいそうだった。
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