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ソウゲツはおもむろに僕の戦隊ヒーローの鉛筆を手に取ると、ノートにサラサラと何かを書いていった。
僕はもう熱くて頭の中がボーッとしていたけど、彼が何をしているのかは大体分かった。
「はい。宿題が終わりました」
うん、完璧だね。
男らしい大きな数字の羅列は自信満々で、答え合わせの必要もないみたい。
だけど、僕はちょっと悔しい。
ソウゲツはいつだって大人で、たとえ背びをしたって、台に乗っかったって勝てないんだから。
でも、本当は僕だって……。
「ねえ、ソウゲツ。僕にもやらせて?」
彼は僕の声に不思議そうに首を傾げた。
「何を?」
もちろん問題集なんかじゃないよ。
「これ......!」
言いながら、僕は黒いナイトガウンの上から彼の胸元に触ってみた。
するとソウゲツは、目を丸くして驚いた。
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