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40(相楽視点)
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手で直接肌へと触れ、突起の近くを撫でる。
周りを撫でる度に耐えるような声とともに動く身体に表情が緩む。
「どうして欲しい?」
首筋で遊んでいた舌を離し、耳元で囁く。
熱を込め、吐息を混ぜて。
それがお気に召したのか、身体を震わせ、震える手でシャツを掴んでくる。
もう少しかと思い、軽く突起に触れ、耳を食む。
「ぃあ...っ、ふっ、あ、欲し、もう、もう、ちゃんと触って......?」
普段は強情で弱みなどみせない伊織が魅せる表情に囚われる。
薄く開いた唇から強請られたそれは、ひどく甘い誘惑で。
美味しそうなにおいをさせ、誘ってこられてしまっては、耐えられるわけがない。
本当はもっとぐずぐずに溶かしたかったが、どうやら伊織を甘く見ていたようだ。
「ね、おねがいっ、螢......っ。」
そんな声で、そんな瞳で、そんな表情で、伊織の全てで自分を求められてしまっては、耐えていた理性はなす術なく崩れ、欲しがっている快感を与えたくなってしまう。
大概、惚れてんだな、
心の中でそっと苦笑し、触れてほしそうに赤く誘う突起を指でなぞる。
「ぁあぁん...っ、はぁっ、」
軽く触れただけなのに、期待していたそこには刺激が充分過ぎたのか、嬌声が響く。
散々焦らした分、今度は優しくじっくりと可愛がろうと、突起をなぞらせた手に軽く力を込め押しつぶした。
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