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1-41 答えは…
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「へえ。じゃあ答え」
「え」
「え、じゃねぇよ。答えは?」
「…」
「…」
「…」
「おい。何か反応しろ」
「ごめひゃー」
ほっぺを両手でびよんびよんと伸ばされてとっても痛い!
「嘘なんですだってわかんないんです数字ダメなんです!」
「どうしました?」
「あ!副会長!えっとお…」
いつの間にか副会長の咲月様が近くまで来ていて、自分の頭が悪いのをあえて晒すようで言い淀んでしまった僕。
けれど、助け舟を出したのは意外にも響会長だった。
「咲月、彼も正解した。これで全員1問目突破だな」
「そうですか、それはよかったです。では、これ。新しい問題です。次もがんばってください」
ふわり、と副会長が笑って新しい問題をくれた。
書記と風紀委員会に報告してきますね、と副会長はすぐにその場を離れていく。
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