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だから彼は僕に応えてくれなかったのだ。
色褪せたわけではなかった。
嫌われた訳ではなかった。
それさえ分かればもう、僕は十分だと思えた。
それに、彼は僕との子供を宝物だって言ってくれた。
もうそれだけで、満足だ。
彼とあの子の中で僕は色褪せずに生きているんだって、そう思えただけで幸せだなって実感出来た。
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