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どういうこと?
僕は彼の書斎で呆然と立ちつくしていた。
そんな時、書斎を出てすぐの廊下から話し声が聞こえてきた。
「奥様が亡くなられてから半年経ったのですね。
未だに信じられませんし、信じたくありません。」
「はは、そうだな…。俺も信じられないよ。
でも、事実だ。いつかは受け入れれる時がくると
そう信じているよ。
それに、あんなにかわいい宝物を残していってくれたんだ、俺がしっかりしなきゃな。」
「だ、旦那様…。
そうですね!私共もこれからもっともっと旦那様と、ご子息様のために精進してまいります!」
「ははっ、ありがとう!
頼もしくて良いな笑」
そんな会話が聞こえてきた。
奥様が亡くなった??宝物って??
僕の頭の中は『はてな』だらけだ。
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