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きらきら星の言う事には3
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「ねぇ、フジ遅くない?」
俺とこーすけは機材のチェックの手を止め顔を見合わせた。
確かに遅い。この機材のチェックもやることがないからやっていただけだった。
ヒラはヒラでスマホをいじりたまに見つけてきた面白そうなアプリを俺らふたりにやらせていた。
「まあ、うん。確かにな。流石に遅いな。」
「1時前には着くって連絡してきた癖によぉ。何にそんなに遅くなってんだよ?」
「だよねぇ。駅からキヨの家までそこまで時間かからないしもう着いてもいいと思うんだよね」
「荷物が多いから……ってもこんなに遅くは何ねぇよなぁ……」
スマホの時計を指差しながらヒラは難しい顔をする。
午後2時。到着すると言われた時間から1時間も立っていた。その間連絡は一切ない。
あのマメに連絡を取りすぎて気持ち悪いほどのフジが、だ。
あのお人好しなフジのことだ。道行くひとにお節介をかけているに違いない。そう思いながらも俺達は嫌な予感がしてたまらなかった。
もしかして……何かに巻き込まれて……?
「お、俺フジに電話する!」
「なら俺とキヨで駅に行ってくるわ。」
慌ててスマホを取り落としそうになるヒラを横目に
俺らは上着を着て寒い外へと飛び出した。
(いったいどうしたっていうんだよ、ジーフーさんよぉ……)
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意味わからない所で切ってしまってすみません!!もう少し続きます!!
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