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家
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「…あ、もうこんな時間じゃん」
『あー、ほんとだな』
気がつけば電話をし始めてから1時間は経っていた。
「そろそろ切る?」
『そうだな。いきなり電話して悪かったな』
「いつものことだから今更だよ」
『はは、そうだな』
「じゃあ、おやすみ」
『また明日な』
「うん」
航との電話を切った葵は、時間を確認した。
「もうすぐ日付変わるな…」
航との電話が嫌というわけではなかったが、あのパワフルな航が相手なだけに、葵はいつも体力を消耗していた。
明日はテストということもあり、少しだけ勉強したいという気持ちもあったが、心地よいような何ともいえない疲れが押し寄せ、葵は寝てしまうことにした。
少しうとうとしかけながら、葵はベッドに潜って、すぐにそのまま眠りについた。
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