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秋の章二 禾乃ち登(いねすなわちみのる)
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暢宏の表情は、長谷川にイラマチオの経験がないことを見透していた。
暢宏は長谷川の足元に移動し、彼の両足をM字に広げると、慣らすことなく挿入した。
長谷川の息が小さく詰まる。
強大な力が肉を分けて入ってくるのが分かるのに痛みはない。
「…また? どうして…んっ…」
暢宏の陰茎はズズッと長谷川の中に飲み込まれていった。
有無を言わさないこの侵入も、長谷川には心地よいものだった。
悦びのあまり、襞がきゅうと暢宏を締め付けると、内部でジワッと熱が染み出る。
──あぁ、こんなにも……と、気持ちは揺らめく。
自ら誘い水を惹き起こす身体に変化している──と。
獲物を捕らえるような暢宏の目。長谷川の体温と心拍数が一気に上がる。
「…自分で気づいてへんのや」
「…何が…?」
「名器やって言われんかった?」
「…こんなこと初めてです」
「…そぉか…」
暢宏は長谷川の上に身体を落とし、更に深く侵入すると、長谷川の太股や陰嚢に暢宏の陰毛がジョリと当たった。暢宏の腰が小刻みに揺れる。
「あ…あっ…あ…」
暢宏の身体がぴったりと重なり、長谷川の最奥にある小さな内壁をコツコツと突くように刺激するだけなのに、長谷川は再び快感の渦に飲み込まれた。
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