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ガタッ
しばらくしたら、ガタッという音としたにあった小さい
窪みが開いて小さく光が入った
「平気、太一君」
そう、喋りかけてくるのは凛だった
怒ってない、優しいいつもの凛…。
そう思ったのに、
「凛!お願いだここから出してくれ!」
「ダメ、絶対に出さないよ」
「凛!」
「食事はここにおいとくから、食べてね」
そう言い、また小さい窪みは閉じた。
凛は悲しそうな顔をしながら帰っていった
そのとき、俺を不安にしたのは
もう二度と外に出られないということ
だった
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