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「って訳なんだけど····」
「いや、何に驚いたの?」
僕は莉久の話についていけずはてなを浮かべた
「あ、あれは口に出すだけで恐ろしい!
大きな体に鋭い目と爪!
ぼくのこと食べようと狙ってたんだよ!」
「え!?そんなのこの森に居たかな?」
「ほんとだもん!ぼく見たんだから!」
莉久は顔を真っ青にして震えている
「とりあえず隼ハヤテの住む洞窟が近いし
少し休憩して落ち着こうよ」
「うっ···隼くんのとこ?ちょっと恐い···」
「大丈夫!隼が莉久を虐めたら
僕が隼を虐めるから!」
「満月くん楽しんでない?」
莉久はジト目で見てきた
「そんなことないない!とりあえずしゅっぱーつ!」
僕と莉久は隼の住む洞窟へ歩き出した
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