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(うっ···)
目が覚めると見覚えのない景色が広がっていた
きょろきょろと周囲を見渡してみる
どうやらオレはどこかのベッドに
寝かされているようだ
がちゃっ
扉が開き長い耳をした獣人が覗く
「あっ!大丈夫?目が覚めてよかった!」
そいつは嬉しそうに話しかけてきた
「ここは···」
「僕の家だよ。出かけようと思ったら
君が玄関の前に倒れてるんだもん。
びっくりしちゃった」
なるほど、オレはあの後気を失ったのか···
「あ、僕は満月!兎人なんだ。君は?」
彼はそう言って首を傾げる
「隼··。狼人」
そう返すと彼は満足気に頷いた
「隼だね!よろしく」
こうしてヤツ···満月とオレは出会った
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