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日常
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それから月曜日になって、普段どおり学校に行った。
「海月、おはよう」
「おはよう」
靴を脱いでいると、時雨も登校して来て、お互い挨拶を交わした。
「体、もう大丈夫?」
「うん…、ありが…」
「おっはよーーーーーーー!!!!」
ドーンとものすごい勢いで俺たちにぶつかって来たのは、まあお分かりの通り……弓弦。
「弓弦おはよう」
「ねぇ、なんの話してたのー??俺にも教えてーーー???」
駄々をこねる子供のように俺と時雨の腕を掴むとブンブン振り回して上目遣いでお願いしてくる。
「挨拶してただけだよ」
「えーっ、ほんとうー????」
そっか……弓弦に話してなかった……
弓弦にも話すべきなのかなあ……
「まぁいいやー…それより!体育祭!2人とも何に参加するー??」
「体育祭?」
「うん!種目がねー、団体競技は騎馬戦と綱引きなんだけど、個人種目が借り物競争と障害物競走から選べるの!あと任意だけどクラスリレーとかもあるよ!」
「ん〜、借り物競争やったことないから楽しそうだなあ〜!時雨は?」
「俺は障害物競走にしようかな〜」
「俺も!障害物!パン食えるからね!」
「「あはは……」」
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