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崩壊
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放課後。
今日は久しぶりに時雨の家でお菓子をご馳走になっていた。
「ん〜〜っ、おいしい〜〜」
今日はチョコレートムース。
うまい。うますぎる。
これは何杯もいける。もはや飲み物レベルで摂取できる。
「良かった…嬉しい…」
時雨は嬉しそうにはにかむと、飲み物取ってくる!と台所へ向かった。
あ〜うますぎる。ほっぺたが落ちるとはこういう事だ。ああぁ、やばほんとに落ちるゥ……
弓弦も来れば良かったのになあ〜〜
もうすぐ定期テストがあるからって珍しく勉強するらしい、勉強しなくたって弓弦頭いいのに〜
それにしても、こんなに素晴らしいものを友達特権とはいえ、毎回毎回無料で頂いていいのだろうか??
……というか…時雨遅くないか?
飲み物を取りに行ってもう10分以上経ってる気がする。
時雨の事だから1番合うティーはなんだとかかんだとかやってんのかな?
と、すると時雨が戻ってきたが、なんだか少し様子がおかしかった。
テーブルにティーを置くと、時雨はやけにソワソワしだした。
「時雨、どうした?」
「…っ、あ、いや、な、なんでもない…っ!」
ふーん。ならいいけど、と俺はなんの疑いもなく時雨が持ってきたティーに口をつけた。
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