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時雨side
海月とセックスをした。
あんなにも頭が真っ白になって、自分を見失いそうになった経験は初めてだった。
海月の服をはだけさせると、全身が傷だらけで痛々しかった。穴なんて特に真っ赤に腫れていた。
酷い事をした。だけど、海月を守るためだった。
あんな動画を流されたら、海月は学校に行けなくなってしまうだろう。
海月の為なら、俺は嫌われたっていい。
だから海月とのセックスを選んだ。
キスも、前戯もしなかった。
海月が嫌がるだろうから。
本当はすごくキスがしたかった。キスして頭を撫でて、優しく抱きしめてやりたかった。
だけど俺にそんな資格はない。
俺は心を鬼にして、海月の後ろを解かすとすぐに自分のモノを挿れた。
好きな人とのセックス。どんな状況であれ、興奮しないわけが無い。だけど、
海月との初めてがこんな形なんて嫌だった。
あぁ、こんな形でしか好きな人を守れないなんて、俺は弱い人間だ。
海月、ごめんね。
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