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4時間目も適当に過ごしてやっと昼休み。
いつものようになおと机を引っ付けて
向かい合う形でご飯を食べている。
「それでね!!その後にね!!」
「(もぐもぐ)」
いつも通り、なおのよく分からない話を
bgmに俺は弁当を食べ終わる。
正直に言おう、少ない。
俺はこう見えて大食いだ。寿司なら200貫は余裕で食べれる、でも金がかかるから多少は控えてるけどいつも空腹。だからイライラする。
「あんなちゃん?もしかして足りなかった?
俺、多めにパン買ったから食べる?」
「食べる」
即答した俺に笑顔でパンをくれるなお。
多めにパンを買ったのもいつも俺が毎時間お腹が空いていると言っているからだろう。
何も言わず、気を使ってくれている。
なおのこーゆーところ、好きだ。
「あんなちゃん、食べてる時が1番
雰囲気和らぐよね〜♡可愛くて仕方ない♡」
「気持ち悪い」
「ぐっは!ど、毒は吐くのね…www」
うざい発言さえしなければ完璧なのに。
この口は閉じる時が来るのだろうか…
そんなこんなでなおのくだらない話が
また再開する、そして数分経って女子が話しかけてきた。
「森と望月ってなんで仲いいの?
似合わないんだけどwww」
「それ思ったぁ!キャラ違いすぎない?w」
それは俺も思ってることですけども。
この女子達が誰かわからなくて俺は固まる
同じクラスの奴としか認識してなかった。
えっと…名前…、めんどくさいからいいや…
「えー?俺とあんなちゃん?
なんかしらねぇけど仲良いのwww」
「いやいやwww森が無理矢理
望月と一緒にいるようにしか見えないってww」
「ひっどwww」
「望月も、嫌なら嫌って言いなよー?
森になんか弱みでも握られてんの?ww」
「森、最低すぎじゃんwww」
「お前らなーwww」
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