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俺の言葉をさえぎって言った杏奈の言葉は
考えられないものだった
「え、あんなちゃん?」
「望月くん?!でも足痛いんじゃ…」
「学校内で怪我してるのは俺だけじゃないし
たしかに不公平かもしんないから、別に死ぬわけじゃないし歩く」
杏奈の言葉が衝撃的すぎて俺は何も言い返せないでいる。
だってあの杏奈が、自分の事だけしか考えてない杏奈が…手を引くなんて考えられない。いつもなら俺が注意しても自分の意見を曲げないのに
「ぁ…杏奈さん?」
「何?さっきは送ってもらうのはダメだって
言ったのに俺が身を引くと困るの?」
ポカーンとしている俺に杏奈は話を続ける
「俺、喉乾いたからジュース買ってくる。
足痛いからなお、ついてきて」
「おっけー!任せて!
俺の買ってくれてもいいんだよ??」
「うざい」
「あ、先生のも買ってk(((「死ね」
そして杏奈はなおを連れて保健室を出て行き俺は先生と2人っきりになった。
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