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先生になるのは大変だ!!
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山本先生視点
皆が帰って俺は職員室に戻った。
俺、兄弟いるけど皆冷たくて誰も遊んでくれなかったからこうやって皆で遊ぶの好きなんだよね!
まさか保健室の先生になって味わえるとは思わなかったけど、これも望月くんと知り合ったおかげだな!
そう思いながら廊下を歩いていると
誰かに声をかけられた
「山本先生、今まで保健室にいたんですか?」
「あ、校長先生!!そうなんですよ
皆でトランプしたりして遊んでましたwww」
「それは良い事ですな、まだ若いのに
無茶な事を頼んでしまって迷惑かと思いましたがやはり山本先生はすぐに馴染みましたね。
生徒からの評判もいいみたいですよ」
「本当ですか!!?それは嬉しいですね!!」
そう、元々俺は看護師として働いてた。
でも俺はずっと学校の先生になりたかったんだけど、俺の家は医療家系で教師になるのをめちゃくちゃ反対されて流れで看護師になったってわけ。
そんな時にこの校長先生が病院に来て担当の看護師が俺だったんだよね。俺、すぐ人と話しちゃう性格だからよくウザがられるんだけど校長先生はたくさん俺と話してくれて、そんで俺が教師になりたいって聞いて看護科教員を勧めてくれたわけ!
親にはまだ言ってない(焦り)
それで俺は看護科の先生(見習い)だったんだけど
去年の保健室の先生が妊活にはいられて教師として日の浅い俺は保健室の先生になったんだ!
でもちゃんと看護科の教員だから、休みの日の講習とかにはちゃんと出て教えてるよ!
ってなわけで今の俺があるのは校長先生のおかげ!俺の恩人って言ってもいい人だね!
「でも山本先生?遊んでばかりでいいんですか?」
「へ…?…あああぁぁぁ!!!!」
「もうすぐ身体測定ですよ。それの準備に
書類の片付け、貴方の机の上にはたくさんの
プリントが山積みですよ」
「い、今すぐ終わらせて来ます!!!」
「はっはっは!!頑張ってください」
楽しそうに笑っている校長先生を後にして
急いで自分の机に向かった。
校長先生の言う通りたくさんの書類が山積みにされていて今日中に終わるか心配になった。
山積みの書類の整理に看護科のテスト作り
来週行わられる身体測定の為の用意
そして個人的な問題だが家に帰ると助産師の資格を取る為の自学が待っている。
保健室の先生と言っても、やる事はたくさん。
他の先生達はもっと大変なはず……。
生徒が帰った後でも生徒のために一生懸命
働いて……。看護師ほど辛い仕事はないと思ってたけど、働くってのは全部辛いもんだ。
先生になるのって…めっちゃ大変じゃん……!
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