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56(神奈編)
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直人視点
かんなちゃんがうちに泊まる事になった。
きっと今日は寝ないつもりなんだろうな、
俺も寝ないで一緒にいてやるか!俺優しい!
「散らかってたらごめんねー!
なんか淹れてくるからそこ座っててー」
リビングに案内してソファーにかんなちゃんを
座らせて俺は冷蔵庫から缶の炭酸を2本取り出す。
「ありがとう…ごめんな」
「いいのいいの、ねぇ!
この際だからさ!昔話聞かせてよ!!」
「昔話って…俺達の……?」
「それ以外に何があるのーー。うわーー、元ヤンだもんねーヤラシー事でも隠してんだー!」
「ヤラシー事って…なおじゃないんだから…」
その言葉を聞いてとりあえず、頭突きをかます。
それに悶えているかんなちゃんを見て家に誰かがいる事を実感する。
「変な感じだな、この時間に友達が家にいるの」
「え、家に入れたことないの?」
「そーゆー事する時には入れたりするけど
泊まりとか滅多にしないもん」
「そーゆー事………ヤラシーね」
「叩くよ?wwwwwww」
よく、あんなちゃんは遊びに来るけど
泊まったりとかはあんまりないな……。
冬休みとかに帰るの寒いからとかで泊まる事はあったけどあんなちゃんすぐ寝ちゃうし。
SEXするような相手は絶対家に泊めさせないし
そーいやかんなちゃんが泊まるの初めてだ。
「なおは、なんでそーゆー事するの?」
「え?SEX?」
「あ、うん」
「それは……まぁ、寂しいから?」
あれ、さっき俺が質問したのになんで
俺が質問されてんだ?そんな事聞いてどうすんだよ…。
「……寂しいとSEXすれば紛れるの?」
「んー、そんな感じかなー?攻めも受けも両方やるけど…やる時ってなんか相手に求められてる感じがするじゃん?それ、なんか嬉しいじゃん」
「まぁ、相手がいなかったら出来ないからね」
「かんなちゃんってヤッた事あるの?」
「まぁ……人並みには……」
「なんか意外すぎるwwww
見た目はめっちゃヤッてそうだけど、かんなちゃんの中身知っちゃうと全然ヤりそうにないもん」
俺は友達とどんな話してんだ…。
ん?いや、男子高校生だし普通なのか?
相手がかんなちゃんだとなんか新鮮…。
「あ、でもあんなちゃんとはヤッてるのかと思ってたw」
「…ゲホッ!ゴホッ!」
「わーー!!!大丈夫?!!」
俺の言葉を聞いていきなりむせ返るかんなちゃん。反応し過ぎじゃない?!
「杏奈は双子の片割れだからね…?
なおくん、頭大丈夫?」
「えー、だって2人の距離感っていつも
妙に近くない?学校でも結構噂になってるよ?」
「え…噂になってるの…」
まぁ、事実なんだけどねww
別に変な事してるわけじゃないけどお互いの事を本当に必要としてるんだなーって痛いほど伝わってくるし、何も喋らなくても帰りとかもいつも並んで帰って、過剰にお互いを心配したりとか……あ、おもにかんなちゃんが。
「なんだ、した事ないんだー」
「当たり前だろ…」
「俺がもしかんなちゃんだったら
襲ってると思うけどなー。可愛いし、綺麗だし。
部屋一緒なんでしょ?よく理性が保ててるよね」
「誰も兄弟をそんな目で見ないでしょ…」
「でも、あんなちゃんは特別可愛くない?
男子の間でも結構話されてるけど、ちょっとした時とかあんなちゃん、凄い色っぽいというか」
「ただ、眠たいだけでしょ…」
「なんか、いいニュース期待したのに〜」
「俺と杏奈がしててもいいニュースじゃ
ないだろ……。」
いや俺的にはなんかグッとくるものがある。
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