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山本先生視点
「え…っと…あのぉ…」
「なに?」
「なにじゃないよね?!?!
なんで望月くんがいるの?!?!」
そう今は4時間目、俺は3時間目が終わって書類を取りに職員室に行き、ほんの5分程度保健室を留守にしていたんだけど…。帰ってきたらなぜか保健室のベッドの上で寝っ転がっている望月くんを発見する。
「次、移動教室だからめんどいしサボった。」
「んな?!そんなのダメだよ!!ちゃんと
授業に出ないと欠課になっちゃうよ?」
「別に、そんなの気にしない」
気にして下さい!学生さん!!!!
サボってるって知っておきながら保健室に居させるのって先生としてダメだよな…。
「望月くん、具合悪くないでしょ!!!!
ちゃんと授業しないと!!戻りなさい!!」
「………」
素直に黙ってベッドから降りた望月くんは
ちゃんと授業に出るのかと思いきや俺のところに近づいてきて俺の胸元に頭を置いてきた。
「ふぁ…?!?!もももも、望月くん…?!」
「先生は…俺と一緒にいたくないの?」
「なん、な、なんんん?!?//////」
めちゃくちゃキュンキュンするぅぅぅぅ!!!
じゃなくて!!!なんだ?この子は小悪魔なのか?!?!
そんな事、望月くんに言われたら………
言われたらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ーーーーーーーーーーーーー
「なんで俺はこうなんだ………」
「ワーセンセーアリガトー」
「あからさまな棒読みやめてっ!!!?」
結局、小悪魔にやられて俺は望月くんを
サボらせてしまった…。俺は最低なやつだ…。
「望月くん…あんなのどこで覚えたの…」
「調べた」
「し、しら?!調べた?!?!
え…///もしかして、そーゆー…」
「馬鹿じゃないの」
「でも、俺の為に…そんな///可愛い///」
「気持ち悪」
俺たちは言葉では表すのが難しい関係だ。
ただの教師と生徒なわけもなく、友達、恋人というわけでもない。
俺が望月くんを惚れさせるというよく分からない関係だ。
俺は望月くんに一目惚れしちゃってその気持ちを隠すことなく酔っ払って襲ったわけですが…。
嫌われるというより、なぜか望月くんに
気に入られ…?あれ、俺って気に入られたの?
「あの…望月くんって俺の事…」
「好きじゃない」
「で、すよ、ね〜」
好きじゃない奴のために色々調べて
陥(おとしい)れようとする望月くんが…///
本当可愛くて///俺は大人として危ない奴だ…。
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