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あれから午後の授業が終わり、掃除をしに
森くんと望月くんが来てたくさん話をした。
森くんとは結構気があうみたいで、話す話題も俺が好きなものばかりだったので一緒に話して盛り上がった。望月くんはソファでぐっすりだ。
掃除時間の終わりのチャイムが鳴り皆が教室に戻り俺は1人になったので残っていた書類を片付ける為に作業についた。
そして数十分が経ち、皆が下校し始める。
部活に行く人達はワイワイと話しながら廊下を歩いている。またしばらく経つと部活が始まったのか廊下は静かになりグラウンドから元気な声が聞こえる。
ガラッ
「いらっしゃ…あ!弟くん!」
「どうも」
「今日は1人なんだねー!」
「杏奈、先に帰ったんで」
なんだ、望月くん帰ったのか。
さっきも眠そうだったし家に帰ったら寝るのかな?
「先生に話があるんですけど」
「へ?」
望月くんと同じで弟くんもいつも真顔みたいだけど、今はなんだか俺を敵視しているような目をしているので俺は思わず唾を飲んだ。
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