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「ぶwwww忘れ物ないか確認された上で弁当忘れるって望月くん勇者だねwwww」
「忘れたくて忘れたんじゃない…」
「それで忘れたあんなちゃんは天才なんだよwwwwww」
今は昼休み、俺となおは保健室でご飯を食べている。4時限が終わった瞬間なおに腕を引っ張られ保健室に連れてこられた。
そして今に至る。
「そういえば次、身体測定だけど2人とも準備してる?」
「大丈夫!持って来ました!」
「ここで着替えるの?!」
「もちろん!!別に人居ないし良くない?」
「担任の先生に怒られないかな…」
「そん時は俺が守ってあげますよ!」
「森くん…///イケメン…//」
なんの寸劇を見せられてるんだろう…。
そう思って俺は無言で弁当を食べ進める。
ばあちゃん今日の卵焼き絶対、砂糖と塩間違えたな…。いつも甘いのに今日はしょっぱい…。
「望月くん?どうかした?」
「別に」
卵焼きの味なんて対して気には……するけど
そこまで不味いわけじゃないから俺は我慢する。
きっと神奈も今思ってるはずだ。
「ねー、あんなちゃん」
ビクッ
「…え」
急になおが俺の横腹を触ったので思わず体が反応してしまった。昨日の事もあって俺はかなり体がくすぐりに敏感になっている。
「触んないで…」
「え、なになに?どったのあんなちゃん大丈夫?」
「望月くん、どっか具合悪い?」
本気で心配そうに顔を覗き込むバカと若干ニヤニヤしながら指でほっぺをつついてくるなお。
そもそもなおが俺がくすぐりに弱い事教えたんだろ…。全部なおのせいだ…。
「望月くん…?」
「うるさい、もう着替えてくる」
「あ、俺も〜!先生覗いちゃだめよ〜♡」
「ぅへ?覗かないからww」
カーテンをしめ、なおと俺の2人の空間になった瞬間肩に腕を回し先生に聞こえないように小声でなおが問い詰めてくる。
なおはこの手の話が好きだからなー。
健全な男子高校生はこんな感じなのだろうか。
なおの前で着替えるの怖くなってきた…。
「2人ともー、俺もう体育館行かないといけないから急いでねー!」
「はーい!もう出まーす!」
「荷物置いてても良い?どうせ終わるの6限目でしょ?」
「ん、んん…良いんじゃない??w」
軽すぎるだろ。一応鍵は閉めるしそれに盗まれてもヤバイものもないし大丈夫だ。
さて、身長…伸びてるかな…。
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