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紫苑/本音
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俺さ本当は気づいてたよ…
瑠衣が俺のこと好きだってことでも……
でもさ、俺ら兄弟だから絶対ダメだから
俺だって本当は瑠衣のこと好きだよ
まだ誰にも言ってないけどさ
俺はず〜と我慢してた
だからキスされたあの時も本当は凄く驚いた
期待しちゃうから
でもな…今の関係が崩れるのも嫌だ
だけどそろそろ我慢の限界…
どうしよう
あ、考えながら歩いてたら無意識に公園に来てたみたい
懐かしいなぁ
あれ?あそこのブランコにひとが…
あ!瑠衣だ
『瑠衣〜!』
「に、兄さん⁈」
『瑠衣!よかった無事だ!』ぎゅー
「ヒック…ヒック…兄さん…グス…ごめんなさい」
『んーん大丈夫…俺こそごめんね瑠衣の気持ち知ってたよでもずっと見て見ぬ振りしてた』
「それは…兄さんが僕のこと嫌いだから?」
『違う‼︎俺だって瑠衣のこと好きだよ‼︎あ…』
言っちまったつい必死になってでも両思いだなこれで
「兄さん本当?ねぇ本当なの?」
『あぁ、本当だ』
「嘘…凄く嬉しい‼︎兄さん大好き♡」ぎゅー
こうして俺らは仲良く手を繋ぎ家に帰った
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