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お花畑ができるまで 2 (完)
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お花畑を埋めてからおれ(篤也)は毎日ここにきて、水を上げ、みんなが踏まないように柵を作ったりお花が枯れないように毎日毎日確かめてはどーやったら綺麗になるのか調べ、徐々にそれは育っていってる。
それから、花は色んなところから育ってきてまだとても綺麗とは言わないけれど咲いている花もあればまだ咲いてない花があったりバラバラで水をやるのが大変だがまぁそれが楽しくていまは毎日来ても飽きない。
それから6月に教師になるから来るのも遅くなるからそれまで朝水をやって、夜にまたもう1度水をやりにいくのが週間となっていた時────
花はまだまだ完成までではないがとても綺麗に咲いた。
それを見た時、あいつにも見せてやりてぇなとか
もし会えたら連れてきて一緒にみてぇなとか、おもった。
でも会えるかわからねぇな。もう、たぶんあっても俺とは
何も無かったかのように忘れているだろう。
まぁその時はもう、おれもさっぱり忘れよう。忘れることができたらいいなとおもった。
6月になっておれは教師になった。
新たな生活がこれから始まるんだとちょっと大人になった
気分だ。まぁもう25才なんだけどよ(笑)
その時──────
「 " あっちゃん! " 」
なぜか昔から耳から離れなかったあの声が聞こえてきた。
振り向いてみたら風が強く吹いたと同時におれがずっと
忘れられなくてずっと会いたいとおもったあいつがいた。
夢かとおもった。一旦目を閉じ、また目を開けたら、またあいつがいた。
あいつが辛かったとか寂しいとかほんとはずっと大好きとか変なことをゆうからおれは涙が出そうになった。
まぁ涙は流さなかったけどよ。
その時おれが涙が出そうだったと同時にあいつがたくさん泣いてまた一緒にいたい。とそう言った。
おれはあいつは泣いて欲しくない。
ただずっと笑っていて欲しいとおもい、おれもたくさんのことを話した、そして笑顔でまた一緒に幸せになろうというと、あいつは、、
ハグをして、たくさん甘えてきた。
その時一瞬なにか欠けてたものがまるで埋まったかのように全部気持ちが溢れそうだった。
嬉しかったんだと思う。 また一緒いれて。
あっちゃんと呼ばれて。
だからつぎはおれもさとくんにこれから離れてた分たくさんの幸せをあげようと心に誓った。
つぎはおれが育ててきたお花畑もみせてやろう。
その時はもっと綺麗に花は育っているだろう。
──おれは今日もそのお花畑を育てよう────
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