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44、ヒルニー、排尿
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両手は天に、両足は開いたまま地に固定された男に客人の視線が集まる。
何も身に付けず裸体を晒すその下半身は既に勃起していた。
コツコツと響くヒール音に男の陰茎が跳ねる。
「お待たせ致しました。
さぁ、お待ちかねの“モノ”ですよ。」
この場に似つかわしくない小型の水槽を手に椿は微笑む。
さらさらと髪が肩から滑り落ち、周りを魅了する。
「ウマビルです。
これから貴方を犯してくれるんですから、お強請りしてください。」
「あ…、どうか、どうかド変態の肉便器の尿道を、犯してください…。
犯されたくて、尿道を犯されたくて仕事中もずっと勃起させてたどうしようもない俺を…犯してください…お願い致します。」
はぁはぁと息を粗げ強請る様はマゾヒスト。
性的被虐者の顔をしてヒルに頭を下げている。
大金を叩いて迄酷くされたいなんて本当にスキモノは何を考えているか解らない。
だけど、そんな人間がいるからこの店は潤っている。
白い指がピンセットで蛭を摘まむと客人の勃起した陰茎の先、小さな尿道に宛がう。
期待と緊張の混じった顔の男が息を飲んだ。
ピトリと頭を付けたが中々尿道の中に入ろうとしない。
もどかしい
焦れったい
早く、犯されたい
頭の中を見透かしているかの様にヒルは入ってはくれない。
早く、快感が、欲しい
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